「顔のたるみが気になるので毎日笑顔の練習をしている」
「顔ヨガを始めたら、ほうれい線がむしろ深くなった気がする」
そんな声をサロンでもよく耳にします
一見すると美容に意識の高い素晴らしい習慣のように思えますが、実はこれがたるみ・シワ・左右差を悪化させる原因になっているケースが少なくありません
なぜなら、土台が歪んだまま筋肉を無理に動かすことで、さらにバランスが崩れてしまうからです
顔には30種類以上の表情筋が存在し、それぞれが複雑に連動しながら動いています。しかし、加齢や姿勢の崩れ、食いしばり、生活習慣のクセなどで、顔の筋肉は左右非対称に硬くなり引き攣れやコリが起こってきます
この「筋肉のコリ」や「左右の引き攣れ」がある状態で、笑顔の練習や表情筋トレーニングを続けるとどうなるでしょうか?
歪んだままの筋肉を無理やり動かすことで、強い側だけが余計に働き、弱い側は置いてけぼりになります。その結果、顔全体のバランスはより崩れ、たるみやシワが深くなってしまうのです
例えば、片側だけにエラ張りがある方が「口角を上げよう」と意識しすぎると、元々硬くなっていた側の筋肉がさらに優位に働いて、逆にゆがみが定着してしまうことがあります
まず行うべきは「筋肉のリセット」と「骨格のバランス調整」
顔の筋肉がこわばっているなら「動かす」ことではなく「ゆるめる」こと
サロンチオリでは、小顔矯正の前に必ず「骨格のズレ」や「筋膜のねじれ」「筋肉の緊張」を丁寧に整えます。米国式カイロプラクティックの技術を応用し、顔の骨と筋膜を正しい位置に戻し、土台を整えることで、自然に左右差が整い、表情筋が正しく動く状態を作り出します
その上で、必要な部分に適切な刺激を加えると、無理に動かさなくても、顔は自然に引き上がっていきます。余計な力を抜いた“素の表情”こそが、最も美しく洗練された印象を与えるのです
美容で本当に効果を出したいなら
土台(骨格)を整える
筋膜・筋肉をゆるめる
そのうえで、正しく鍛える
この順番が絶対に必要です
たるみやシワを本気で改善したいと考えている方こそ、表面的なトレーニングではなく、「土台から整える」ことに目を向けてみてください
年齢を重ねた静かな美しさは、バランスの取れた顔の構造から生まれます。土台から整えた先にこそ貴女の理想の輪郭と自然な笑顔が待っています